四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(4月22日発表)

湖池屋(2226)

「カラムーチョ」などスナック菓子で知られる湖池屋(2226)は菓子の中堅メーカーだ。直近四季報3号では「↑↑大幅増額」→「↑増額」→「↑増額」と営業利益予想の増額が続き、2023年4集で26億円だった通期営業利益予想は、最新2024年2集では36億円にまで引き上げられた。

が元気寿司(9828)

四季報3号連続で「↑↑大幅増額」が並んだのが元気寿司(9828)だ。同社は「魚べい」が主軸の回転ずしチェーン。2024年3月期はメディア露出も効果を発揮し来店客数が増加。値上げの通期化で売上高を伸ばす一方、マグロ価格の下落で費用が想定を下回っており、利益が大きく伸びそうだ。会社側が発表する営業利益の40億円、当期純利益の24億6000万円を保守的とみる東洋経済予想はそれぞれ45億円、27億円と見通す。

松屋アールアンドディ(7317)

2020年上場の松屋アールアンドディ(7317)は、縫製自動機の開発販売とエアバッグや自動車用シートなどの縫製品の製造を手がける。ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)は、車載用鉛電池、産業用電池・電源が主力。2024年3月期は9期ぶりの増配になりそうだ。産業用機器メーカーのヤマダコーポレーション(6392)は産業用ポンプと自動車整備用機器が収益柱だ。