四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(8月27日発表)

日本空港ビルデング(9706)

日本空港ビルデング(9706)だった。同社は、羽田空港国内・国際ターミナルビルの家主。収益の中心は、家賃・施設利用収入と羽田・成田の免税店運営だ。

鳥貴族ホールディングス(3193)

鳥貴族ホールディングス(3193)もコロナ禍からの復活を期す。同社は、全品均一価格の焼き鳥店「鳥貴族」を展開する居酒屋チェーン。夜の街から人通りが途絶えた2021年7月期、2022年7月期は連続で営業赤字に陥った。人流増加につれて客数が本格回復している2023年7月期は、売上高もコロナ禍前の水準に近づく。光熱費の高騰は再値上げで吸収し、営業利益は3期ぶりの黒字が確実だ。

レノバ(9519)

再生可能エネルギー発電などを手がけるレノバ(9519)だった。2023年6月には熊本県人吉市のソーラー発電所が営業運転を開始。さらに今2024年3月期中には、徳島県徳島市、宮城県石巻市などの4つのバイオマス発電所の運転開始を予定する。今期の売上高は前期比75.6%増の590億円を見込むものの、燃料費の高騰や開発費がかさみ、営業利益は前期比で大幅縮小となりそうだ。