四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(8月30日発表)
伊藤忠商事(8001)
前2023年3月期は、伊藤忠商事(8001)を除く7社が過去最高益を更新した。ウクライナ情勢の長期化による原材料高に円安などが重なり、外部環境は「出来すぎ」の1年だったともいえるだろう。
三菱商事(8058)
進行中の今2024年3月期に目を転じると、各社が慎重な業績見通しでスタートしたが、三菱商事(8058)など5社はすでに当期純利益の予想値を引き上げている。昨年には届かないにせよ、今期も業績は上り調子で期央に向かう。
豊田通商(8015)
8社のうち7社が前年同期比で減益になった中で、1社気を吐くのがトヨタ系の豊田通商(8015)だ。1936年にトヨタ車の販売金融会社として出発し、原料調達や物流、海外ディーラー展開などでトヨタグループの事業を幅広く支援する。金属が主力事業で非鉄分野では国内トップ級だ。