四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(10月29日発表)

ゲームカード・ジョイコホールディングス(6249)

ゲームカード・ジョイコホールディングス(6249)だった。同社は遊技機向けプリペイドカードシステムの最大手。進行中の今2024年3月期はホール数の減少によりシステム利用料は減少する見込みだが、スマート遊技機向け製品の販売が大幅に拡大しそうだ。

グローリー(6457)

1000円、5000円、1万円の新紙幣は2024年7月頃をメドに発行される。新札対応機への更新需要は関連銘柄にとっては「確実に発生する特需」だ。金融機関などで利用される貨幣処理機の製造を手がけるグローリー(6457)はその恩恵を受ける筆頭だろう。

日本金銭機械(6418)

「2重の特需」でうるおうのは、貨幣処理機器を製造する日本金銭機械(6418)も同様だ。同社の主力はアメリカのカジノ向け製品。海外売上高比率は75%(2023年3月期)になるが、グループ内の事業整理でスマート遊技機関連の拡販体制を強化して、国内特需の取り込みに注力する。