四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(11月29日発表)
三菱商事(8058)
総合商社が業績を伸ばしつつある。三菱商事(8058)の最新四半期決算(2023年4~9月)実績では、当期純利益は前年同期比35.2%減の4660億円だったが、決算実績と同時に発表した今期業績予想は上方修正し、当期純利益を9500億円(従前予想比3.2%増)に引き上げた。
旭ダイヤモンド工業(6140)
ダイヤモンド工具大手の旭ダイヤモンド工業(6140)はこのほど今2024年3月期第2四半期(上期、4月~9月)決算説明会を開催。席上で片岡和喜社長は「柱の電子・半導体業界用途がシリコン系半導体の調整で上期減少(前年上期比8%減)したが、注力するSiCやGaNなど非シリコン系パワー半導体向け工具の増加によって挽回し、通期で前期並みの売上高となりそうだ」と見通しを述べた。
バリューHR(6078)
健康保険組合運営や設立をIT技術で支援するバリューHR(6078)の来2024年12月期(2024年1月~12月)業績は、新規契約団体数の純増によって今期並み20%弱の営業増益率を見込む勢い。