四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(5月21日発表)

ディスコ(6146)

半導体、電子部品向け切断・研削・研磨装置で世界首位のディスコ(6146)から見てみよう。同社は、回路を描き込んだシリコンウェハを四角いチップに切り出すダイサ、シリコンウェハの底面を薄く削るグラインダで、世界シェア70~80%を持っている。

がトヨタ自動車(7203)

それを象徴するのがトヨタ自動車(7203)の値動きだ。同社株はこれまで円安の恩恵を受けてきた業種の代表だが、3月末からは軟調な動きとなっている。そこで、今回は日本株を動かす重要な要因であるドル円相場について、最近の注目すべき「5つの動き」を整理しながら、今後の行方を探ってみる。

三菱自動車(7211)

三菱自動車(7211)が5月8日に発表した前2024年3月期決算は、売上高が前々期比13.5%増の2兆7895億8900万円、営業利益は同0.2%増の1910億7100万円だった。売上高、営業利益ともに過去最高となるが、2度目の上方修正となる昨年10月の会社予想(営業利益2000億円)には届かなかった。中国事業関連損失が膨らんだことで純利益は同8.3%減となった。