四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(5月22日発表)

アルプスアルパイン(6770)

電子部品と車載電装品などを主要貨物とするアルプス物流は2023年10月、親会社のアルプスアルパイン(6770)から株式売却を含む資本関係の見直しを打診された。新たな資本提携先を絞るために行われた入札には、複数の物流会社や投資ファンドが関心を示していた。

産業ファンド投資法人(3249)

物流施設の含み益を実現させた取引は、ロジスティード自身に実績がある。今年2月、同社は全国の物流施設33物件を、上場REIT(不動産投資信託)の産業ファンド投資法人(3249)などに売却すると発表した。金額は2000億円超となる。ロジスティードはリースバックによって施設を使用し続ける。

SGホールディングス(9143)

そこに対抗提案を持ちかけている1社が明らかになった。宅配便大手・佐川急便を擁するSGホールディングス(9143)だ。5月17日にC&Fが候補の1社であることを明らかにした。SGHDは今回の件を含めさまざまな検討をしているとし、「決定した事実はない」としている。