四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(5月28日発表)

北國フィナンシャルホールディングス(7381)

石川県の北國フィナンシャルホールディングス(7381)は、バーゼル3適用による自己資本比率の低下を見据えて、株主還元を抑制する方針だ。同社は傘下のファンドを通じた株式投資を行っているが、バーゼル3によって株式のリスク量は段階的に2.5倍に上がり、一部の非上場株式は4倍にまで引き上がる。

伊藤園(2593)

伊藤園(2593)がアメリカの大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースに所属している大谷翔平選手と「お〜いお茶」でグローバル契約を結んだのには驚いた。この契約そのものが「大ホームラン」だ。

東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)

ゴールデンウィークの谷間にあたる5月2日、ある銀行の株価が急落した。東京の地方銀行・きらぼし銀行を傘下に置く東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)だ。前日に発表した前2024年3月期決算の純利益は、前々期比21.2%増の256億5200万円。3期連続の2桁増益と上々の結果に見えるが、投資家を失望させたのは今2025年3月期の業績予想だ。純利益は前期比4.4%減の245億円と、一転して減益に転じる見込み。地銀屈指の成長株に急ブレーキをかけたのは、新たな資本規制の導入だ。