四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(5月30日発表)

テイカ(4027)

猛暑関連のUV(紫外線)カット素材を取り扱う中堅化成品メーカー、テイカ(4027)の今2025年3月期の通期会社計画は、中国経済減速による市況へのマイナス影響などを過大視しており、期初に発表している営業増益幅より強気で見てよさそうだ。

北野建設(1866)

さて、とりあげる少数ワードはズバリ「人的投資」だ。まず四季報の本文で「人的投資」のワードを含む銘柄から確認すると、北野建設(1866)の「人的投資負担増こなし営業益小幅増」のように、人的投資を負担(コスト)として伝えているコメントがある。

セブン&アイ・ホールディングス(3382)

セブン&アイ・ホールディングス(3382)の取締役専務執行役員である、ジョセフ・マイケル・デピント氏の2023年度役員報酬が77億円に達していたことが、5月29日わかった。同日開示された、セブン&アイHDの有価証券報告書で明らかになった。同氏は前期も37億円超の役員報酬を受け取っており、配当収入などを除いた役員報酬としては日本の上場企業の中で2番目の多さだった(詳細はこちら)。今回の「昇給」でトップに躍り出る可能性もある。