四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の5銘柄(6月21日発表)
トヨタ自動車(7203)
6月18日に愛知県豊田市で開かれたトヨタ自動車(7203)の株主総会。質疑応答で最後に指名された男性株主は、トヨタで起きた認証不正問題を「ショックを受けた。トヨタは大丈夫なのかと不安に駆られた。内部統制が利いておらず、ガバナンス不全に陥っているのではないか」と述べたうえで、そう厳しい声を上げた。
ソフトバンクグループ(9984)
ソフトバンクグループ(9984)。前2024年3月期の当期純損益は2200億円余りの赤字だったが、普通株式の配当総額は600億円を超える。同期まで3期連続で最終損益が赤字だが、1株当たり年間配当金はこの間も44円を堅持する。
住友化学(4005)
ランクイン銘柄で赤字額が最も大きかったのが住友化学(4005)。抗精神病薬のアメリカでの特許切れなどにより医薬品事業が巨額赤字を計上し、全社でも3118億円の最終赤字に至った。同社の役員、執行役員が報酬減額を実施するなか配当支払いは継続した。前2024年3月期の1株当たり年間配当金は9円、配当総額は147億円だった。
SBIレオスひふみ(165A)
投資信託・投資顧問会社のSBIレオスひふみ(165A)が急反発した。朝方から値付かずの展開となっており、午後0時50分現在、制限値幅上限の前営業日比300円(28.7%)高の1344円ストップ高買い気配で推移している。21日に配当計画と株式分割を発表し、好感された。
システナ(2317)
ソフト開発支援を手がけるシステナ(2317)が大幅反発した。一時は398円まで上伸し20日の年初来高値377円を更新した。午後0時33分現在、前日比16円(4.3%)高の387円で推移している。
投資は自己責任です。これは、株式投資を行う際に常に心に留めておくべき重要な原則です。市場の変動や企業の業績によって、投資した資金が増えることもあれば、減ることもあります。その結果は、最終的には自分自身で引き受けなければなりません。情報をしっかりと収集し、リスク管理を徹底することが大切です。他人の意見や噂に流されることなく、自分で判断し、責任を持って行動しましょう。