四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(6月25日発表)

クミアイ化学工業(4996)

農薬専業最大手のクミアイ化学工業(4996)の今2024年10月期は、期初発表の通期計画から減収幅が拡大し営業減益幅が広がる一方で、経常利益以下は為替差益の恩恵でやや減益幅が縮小する見込みだ。

有沢製作所(5208)

まずプリント基板向け電子材料が主力の有沢製作所(5208)は、今2025年3月期営業利益を32億円(前期比2.2倍)とV字回復を見込む。電子材料分野が半導体の在庫調整進捗で徐々に回復するほか、今期は半導体向けに加え車載分野に注力する。生成AI(人工知能)普及対応の新製品も早期投入する。

サンバイオ(4592)

創薬ベンチャーのサンバイオ(4592)が、慢性期外傷性脳損傷治療の細胞薬として世界初の実用化を目指す「アクーゴ」(開発コードSB623)。その製造販売承認の可否を議題に、この部会が初めて審議するからだ。